ゲーム機本体とゲームソフトを断捨離した時の話

 今すぐ引退してゲーム三昧な生活をおくっても、終わらないくらいの積みゲーを数年前に処分しました。

 その時思ったこと。感じたことをダラダラと綴ってみます。

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ゲームを手放そうと思った理由

 ゲームが趣味でした。

 同級生が合コンやったり部活に打ち込んでる間、ずっとゲームをやっていました。バイト先にテレビとファミコンを持ち込んで、客が帰った後もずっとやっていました。

 大人になった。自由に使える金額も増えた。面白そうなゲーム。あの時買えなかったゲーム。見かけたら割と気軽に買っていました。

 気付けば、全く触っていないゲームの山。山。山。

 仕事から帰宅して、ゲームを起動、しない。休みの日は出かけることが多いので、やはりゲームを起動しない。

 俺、いつゲームやっているんだろう。

 そう、いつの間にかゲームをやることから、ゲームを集めることが趣味にすり替わっていたのです。

 改めてじっと考える。積みゲー。罪ゲー。積みゲー。全く触っていないゲームの山。山。山。

 多分、これ、やらないよな。

 じいさまになって引退したらすべて消化するつもりでした。恐らくその頃には所持しているハードはいくつか、もしくはほとんどが起動しないでしょう。

 そもそもこの国では死ぬまで働かされそうな気配が濃厚なので、今考えている引退年齢になった時、のんびりゲームに浸っていられる保証などない。

 というわけで、ほぼ全量を手放しました。未開封のソフト達。ようやく手に入れたプレミアのついたあのソフト達。何度も遊んだ思い出のソフト達。

 ちょうどレトロフリークが出る直前くらいのタイミングだったので、レトロフリークの記事を読んだときは一寸失神しそうになりましたが、後悔はしていません。

 その理由をいくつか挙げていきます。

ゲームを断捨離します

 今更ですが、断捨離とはなんでしょう。

 旦那の持ち物を無てて婚という話がネットには溢れている。これはネットスラングでいうところの断捨離。上手い事考える人が居るもんだと思う半面、見かける度にお気の毒さまですとも思います。が、今回の話はそれではありません。

断捨離

概要
断捨離のそれぞれの文字には、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応して、

断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。

という意味がある。すなわち、断捨離とは、不要な物を断ち、捨て、物への執着から離れることにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは異なるものとされている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 まあ、難しいことは置いといてですね。要するに要らないものを捨てる、ということです。整理整頓の整理のことです。

 整理とは、要るものと要らないものを仕分けして、要らないものを捨てることです。

 今までは要るものに分類していましたが、前述の通り考え方を変えましたので、途端に要らないものになりました。別にミニマリストではありませんが、必要のないものに占有されている場所って、結構無駄です。

 おとなになるって、かなしいことなの……。

メルカリが流行る理由

 結論から言えば、色々探して高く買い取ってくれる場所を探すのが正解だと思います。

 結構な総量になってしまうので、地方の国道沿いにある買取倉庫的な場所へ車で持ち込みました。

 1点数百円。どんぶり査定でした。プレミア的な値段はほとんどつかない。良く聞く、〇ックオフでプレミア本の買取価格が50円とかのアレです。でも持ち込みにかかった手間を考え、そのまま手放します。

 持ち込む場所も悪かったが、20年前くらいには手に入らなかったプレミアのついたゲームなんて、今や復刻や配信でほとんど手に入る。ヤフーオークションで熱心に競り落としたあのソフトも、復刻や配信で大体手に入る。

 つまり、昔ほど熱心な価格はつかない。それから忘れがちだが、店舗で目が飛び出るくらいの売価で販売していても、買取価格は正直大した金額にはならない。

 これが個人売買なら、店舗販売価格の近似値で売れる。なるほど、メルカリが流行るわけだ。

レトロフリークとは

 レトロフリークとは、レトロゲームの吸出し機です。

 所持しているゲームソフトのデータを吸出し、本体(SDカード)に記憶。ゲームソフトを取り出して本体に差し込むという、社会人になって年を取ってくると、真っ先にネックになってくる第一ハードルがクリアできるという、夢のような機械である。
※ちなみに第二のハードルは本体の電源を入れる

 そして対象ハードが多彩。

  • FC(ファミコン)
  • SFC(スーパーファミコン)
  • GB(ゲームボーイ)
  • GBC(ゲームボーイカラー)
  • GBA(ゲームボーイアドバンス)
  • MD(メガドライブ)
  • PCE(PCエンジン)
  • PCESG(PCエンジンスーパーグラフィックス)

 これだけのハードが本体を用意せず、ソフトも刺さず、電源を入れるだけで遊べる。画質も音質も、動作も安定する。そのうえ、どこでもセーブ機能がついているので、ふっかつのじゅもんを間違えたり、バッテリーバックアップの電池切れに泣かされることもない。正に、夢のような機械だ。

 ここで貧乏根性が働く。

 どうせ手放すなら、全部吸い出してから売ればよかったか、と。

 残念ながら、それは法律的に禁止されている。ソフト自体は所持していないといけないのが、これ系の基本中の基本。

 でも売らずともこれに入れておくだけで、十分占有スペースを開放できるのは事実。正直くやしい。そう思ったものの、よくよく考えたら自分の積みゲーのほとんどはPS以降のディスク媒体だったので、あまり関係なかった。

 実は今でも若干のタイトルは手元に残しているので、購入を検討してはいます。そしてこれからも買わずにずっと悩み続けるのでしょう。

実はコスパのいい趣味であるゲーム

 趣味としてのゲームのコスパは、実は高い。

 1本数千円するものの、クリアするまでの相応の時間がかかり、クリアしても繰り返し遊ぶことができる。仮に5,000円で購入したソフトを1ヶ月遊んだ場合、1日あたりにかかるコストは約167円。エナドリくらいの金額だ。

 問題は、実際にはそこまで取りつかれたようにゲームをする機会が、おじさんになると仕事やほかの趣味、人付き合いで無くなってしまうことくらいか。

 だからこそ、隠居したら遊ぼうと思って溜め込んでいたわけだが、実際これらを遊び倒そうとしたらどのくらいの時間がかかるのだろう。

売却したゲームを遊んだ場合の総時間を計算してみる

 ここんとこ続けているブログの企画から体感する限りでは、1日続けられる集中力はこんなところでしょうか。

ゲームに集中できる持続時間(集中力)
・STG:30分
・ACT:1時間
・RPG:3時間

 同じくブログの企画から、1週間1プレイでノーコンティニュークリアするまでどれくらいかかったのかがこちら。

1週間1プレイでノーコンティニュークリアするまでにかかった日数(週)
・STG:12週
・ACT:10週
・RPG:現在40時間(多分半分くらい)

 RPGはまだ終わってないですが、今やってる企画はダラダラ遊んでいるので、こういう遊び方をしているといつまで経っても終わらない。割と駆け足で遊ぶと仮定する。やりこみしないでストレートに駆け抜ければ、大体60時間くらいだろう。

 これを仮にじいさまになった時、フルで遊べる時間が持てるくらいの状況であった場合。1日1プレイまでとして日数で割り戻すとこのくらいか。

1日1プレイでかかる日数
・STG:12日
・ACT:10日
・RPG:20日

 各ジャンルを1タイトルずつバランスよく遊んだとしても、1ヶ月以上かかります。

 実際売却してしまったソフトを残していた場合、どのくらい遊べたのだろう。

売却したソフトの総数(記憶による概算)
・FC:80本
・SF:30本
・SS:50本
・DC:30本
・PS:80本
・PS2:50本
・XB360:10本
総数概算:330本

 もっとあった気もするが、今となっては確認のしようがないので、ざっとこんなもんとしておきます。

 パズルとかシミュレーションとかも持っていましたけど、そこまで好んでプレイするジャンルではないので、STG:ACT:RPGを1:1:1として考えると、こうなりますか。

所持していたソフトのジャンル別割り振り
・STG:110本
・ACT:110本
・RPG:110本

 これを先ほどの日数で換算すると、こう。

所持していたソフトをすべてクリアするまでにかかる日数
・STG:1,320日
・ACT:1,100日
・RPG:2,200日
概算日数計:4,620日

 最短で駆け抜けても約13年かかる計算になりますね。

 あくまで最短で進めた場合の概算時間です。気に入ってリピートする場合もありますし、他の趣味や家庭の用事、旅行等に使う時間を考えれば、もう倍くらいにしてしまっていいだろう。そうすると26年分くらい。

 仮に75歳で解放されたとして、売り払った分をこなすだけでも100歳オーバー。

 コスパ良すぎです。

 売り払ってない分もあるし、当然買い足したりもする。忘れてはいけないのがナムコミュージアム的なレゲがー10本近くセット販売されているやつ。この調子でいけば、120歳くらいまで生きなければ全部やり切れない。さすがにそれは無理がある。

 そもそもじいさまになった時にアクションゲームとかシューティングゲームなんて、出来るのだろうか。まあマリオが上手いじいちゃんとか、テトリス上手いばあちゃんとか格好いいですけどね。

手元に残したゲームを遊んだ場合の総時間を計算してみる

 手元に残したゲームはこんな感じです。

GUNNACはZANNACの亜流。名作
GBAでの復刻版ファミコンソフトの類
GBAは時間かかりそうなものが多い
というか他もRPGばかりだな
買ったことすら覚えてないものがいくつかある

 なんか今見返したらWSCのFF2とか明らかに紛失しているやつがあるな。どこ行っちゃったんだろう。

 まあいいや、まとめます。

売らずに残したゲームソフト(買い足したもの含む)
・FC:6本
・GBA:18本
・PSP:15本
・PSvita:5本
・DS:13本
・WSC:4本
・PS3:4本

 残したものはほぼ携帯機です。最初の方で書いた通り、まずソフトを用意して電源を入れることが、社会人の時間感覚ではハードルが高い。手軽に遊べる携帯機は、やはり便利だ。

 実際PSPなんかはダウンロード販売のナムコミュージアム等、アーケードゲームの移植版の詰め合わせを放り込んで、レゲー専用機として使っている。とりあえず概算を出すためにPSPの本数から10本を10タイトル入った詰め合わせゲーとしてカウントすると、こんな感じになる。

売らずに残したゲームソフトのタイトル換算……①
・FC:6タイトル
・GBA:18タイトル
・PSP:5タイトル
・PSvita:5タイトル
・DS:13タイトル
・WSC:4タイトル
・PS3:4タイトル
・PSP内のレゲー詰め合わせ:10本×10=100タイトル

 それから、ファミコンミニ的な○○ミニの類は積極的に購入している。最初の方で述べた通り、社会人がゲームをやる第一のハードル、ゲームソフトを用意して本体に差し込む、が省略できるのが良い。場所も取らないので、ミニマイズゲーマーとしては最適の選択肢と言える。

 個人的には、ずっと昔からアングラ方面でよく見かけた中華系〇〇in1を、公式でやっているのが面白いのだが、それはまた別の話。

 さて、これらすべてのタイトルを合算すると、概算タイトル数はこう。

所有している〇〇ミニのタイトル数……②
・SFミニ:21タイトル
・MDミニ:42タイトル
・NGミニ:40タイトル
①と②の概算タイトル:258タイトル

 すると概算ジャンル分け配分がこうなる。

所有タイトルの概算ジャンル分け
・STG:86タイトル
・ACT:86タイトル
・RPG:86タイトル

 これを日数換算すると、こうだな。

所有しているソフトをすべてクリアするまでにかかる日数
・STG:1,032日
・ACT:860日
・RPG:1,720日
概算日数計:3,612日

 今所有している分だけでも、1日1回ゲームやるような生活スタイルを送ったとして、10年近くかかるということになります。その他の用事を含めて倍の時間かかると考えれば20年。なんだ、売却したゲームにかかる時間と同じくらい、まだ手元にあるってことだ。

 断捨離したはずが結局同じくらいのゲームタイトルを手元に残しているとは。

 これもいきもののサガか。

結論

 ゲームが趣味でした。

 同級生が合コンやったり部活に打ち込んでる間、ずっとゲームをやっていました。バイト先にテレビとファミコンを持ち込んで、客が帰った後もずっとやっていました。

 そんな自分だからあえて言おう。

 今まさに積んでるゲーム。どうせやらないです。売りましょう。

 どこぞの芸人みたいに仕事にまで昇華するつもりがないなら。骨董品や芸術のように愛でるつもりがないなら。売ってしまいましょう。残りの人生で、まずやり切れません。

 そのタイミングで手元に残したソフトが、延々と遊んでいられる人生のベストゲームです。

 手放したゲームソフトは、所有者を変え、新たに手にした人のベストゲームになるかもしれない。

 ゲームは遊ばれてなんぼです。

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