【１日５個】ロックで覚えるインスタント手話【数字７】
ブラック企業で多忙を極めながらもコツコツと独学で手話を学びました。
覚えるのは１日５個までと決めて、少しずつ覚えていきましょう。
入口となる50音くらいなら、さほど難しくないです。
手話：数字1000～5000を覚える
ゆっくり手話を覚えていきましょう。１日５個で大丈夫です。
このブログを書いているだけで、手話技能検定７級は合格できました。
当面の目標は、手話技能検定６級の出題範囲を覚えていきます。
なお、手話技能検定６級の出題範囲はこのようになっています。
- 濁音や半濁音・長音・拗音などを含む指文字
- 千の位までの数字
- 簡単なあいさつ
- 日常よく使われる単語
順序的には簡単な挨拶を覚えるべきですが、分かりやすく指文字を優先させて数字から覚えます。
本日の題材は数字『1000～5000』です。
手話：数字の実践例
親指は５という位置付けです。５＋いくつかで６以上は表現します。
覚え方について
数字も指文字の一部です。
50音分の指文字はブラック企業に勤めていた時分に覚えられたくらいです。
覚え方自体はあまり難しいことではありません。
覚え方のコツを３パターン紹介します
覚える手話は１日たった５つです。
以下、３パターンの中から、ご自身に合うやり方を１つだけ選んで実施するくらいで十分でしょう。
- 反復：５つの形を繰り返し練習する
- 本質：なぜその手の形なのかを知る
- 実践：使える範囲で手話訳してみる
私のおすすめは１の『反復練習』です。
１．反復練習
一番簡単、かつ効果的な方法です。
単純に1000～5000を繰り返します。
- 1000→2000→3000→4000→5000
- 5000→4000→3000→2000→1000
過去の分も流れで復習しておくのがいいでしょう。
- １→２→……→80→90→100→200→……→4000→5000
- 5000→4000→……→200→100→90→80→……→２→１
余裕があれば関西版で100の桁を表現しておきます。
- 100（関西）→200（関西）→……→800（関西）→900（関西）
- 900（関西）→800（関西）→……→200（関西）→100（関西）
注意点は一つだけ。
発音しなくていいので、発声してください。口の形だけでOKです。
覚えやすくなるのはもちろん、実際に手話を使うときに必要となります。
２．本質確認
その手話の起源が分からないと気になってしまう方におすすめの方法です。
実際に私が使ったテキストはこちら。
手話の起源を絡めて紹介してくれます。
本質を理解することにより、深い知識と納得をもって表現することが可能です。
３．実践練習
自分の知っている言葉を手話で表現してみるだけでOKです。
- 身近な題材を選ぶ
ここが重要になります。
教え方の上手い先生や、覚えるのが得意な同級生は、語呂合わせや替え歌を作るのが上手かった。その理由はこういうことです。
- 身近な題材（地名、友達の名前等）での語呂合わせ
- 誰でも知っている曲（民謡、流行歌等）での替え歌
使える手話の種類が少ないうちは、単語や人の名前を題材にするとやりやすいでしょう。
番外編（おまけ）
覚え方の中でも『３．実践練習』は少し難しいかもしれません。
参考として『とあるロックシンガーが題材を選ぶ場合』をテーマに、ロックな単語に絡めた表現を選定してみます。
【例１】
千の風になって（1000のかぜになって）
私のお墓の前で泣かないでくださいと歌ってお茶の間を泣かせた秋川雅史の定番曲。忘年会とか接待のカラオケなんかでちょっと発声よく歌っていると、いつの間にか勝手にこの曲が予約に入っていて歌わされる。
【例２】
二千田光雄（2000だみつお）
せんだみつおの芸名バリエーションのひとつ。西暦2000年に１年限定でこの名義に変えた。ナハナハ。
【例３】
三千世界（3000せかい）
三千大千世界の略。みんな大好き千本桜の歌詞にも使われているメジャーな仏教用語。ワンピースの三刀流の人が使う同名の必殺技もある。
【例４】
四千頭身（4000とうしん）
お笑いの人。あとは、そうだな。３人組。
【例５】
5000ポイント（5000ぽいんと）
マイナンバーカードを発行するともらえるマイナポイント。
後半全くロックとは関係ない気がしますが、逆にそれがロックだ。とか言っておけばいいかと考えています。
まあ、今後もなるべく、ロックに寄せて表現しようと思います。
扱える桁が増えれば増えるほど、逆に見つからない例題。次回は1000の桁後半をお届けします。早く数字終わらないかな。
それでは次回【数字８】でお会いしましょう。
＜参考＞
NPO手話技能検定協会. 手話技能検定公式テキスト ５・６・７級. 改定２版, 日本能率協会マネジメントセンター, 2017, 214p.
978-4-8207-4670-6
にほんブログ村