40代ですがコロナ禍の中ようやく転職出来たので再就職が決まってからの手続きについてまとめてみました

 40代からの転職は成功するのか。

 人生の時間は有限。ブラック企業に付き合っている時間なんてもったいない。

 40代、コロナ禍による就職難。不利な状況をかいくぐり、ブラック企業から再就職したその経験、お伝えします。

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再就職手当の手続きをしよう

 意外と見落としがちな制度として、再就職手当が挙げられます。

再就職手当について
 再就職手当は、基本手当の受給資格がある方が安定した職業に就いた場合(雇用保険の被保険者となる場合や、事業主となって、雇用保険の被保険者を雇用する場合など)に基本手当の支給残日数(就職日の前日までの失業の認定を受けた後の残りの日数)が所定給付日数の3分の1以上あり、一定の要件に該当する場合に支給されます。

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 ということで、さっさと再就職先を決めたいと思っている方でも、雇用保険の手続きをしておいて無駄にならない理由はこれです。

 支給額についてはどうでしょうか。

再就職手当の支給額について
 支給額は、所定給付日数の支給残日数×給付率×基本手当日額となります。
 給付率については以下のとおりとなります。
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の2以上の方は、所定給付日数の支給残日数×70%×基本手当日額
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上の方は、所定給付日数の支給残日数×60%×基本手当日額

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 上記の通り、再就職先を決めるのが早ければ早いほど有利になります。さっさと就職先を決めてしまってもトータルで不利益になりません。

 注意点としては、退職元への再就職、グループ会社への再就職は対象となりません。出戻るならギリギリまで粘ってからにしないと、再就職手当の権利を放棄することになります。

就職の申告から再就職手当に必要な書類の提出まで

 支給されるかどうかはハローワークの窓口で判断してもらえますので、手順としては就職の申告を通常通り行えば大丈夫です。

  1. ハローワーク窓口へ就職の申告
  2. 再就職手当支給申請書の受け取り
  3. 申請書への自筆記入
  4. 再就職先へ申請書への記入依頼
  5. 再就職手当支給申請書の提出(郵送可)

1.ハローワーク窓口へ就職の申告
 再就職先への初回出勤日の前日に、ハローワーク窓口へ以下の書類等を持参します。

  • 採用証明書
  • 失業認定申告書
  • 雇用保険受給資格者証
  • シャチハタ以外の印鑑

 採用証明書はしおりに付属しています。再就職先へ事前に提出し、記入依頼をしておきます。ハローワークでの就職申告の手続きは初回出勤日の前日ですので、その前までに返却していただけるよう依頼します。

2.再就職手当支給申請書の受け取り
 支給資格がある場合は、再就職手当支給申請書が発行されます。

3.申請書への自筆記入
4.再就職先へ申請書への記入依頼

 自筆記入する箇所を記入し、再就職先へ記入依頼をします。

 1週間以上の就業状況の記載が必要となりますので、再就職先がきちんとした会社であれば最短で1週間後には返却されます。

5.再就職手当支給申請書の提出(郵送可)
 ハローワークの窓口へ提出します。直接でもいいですが、郵送でも大丈夫です。

社会保険再加入後の手続き

 社会保険再加入後、国民健康保険から脱退します。そのタイミングと手順はどうすべきでしょうか。

 お住いの地域の市役所(区役所・町役場)への問い合わせが確実です。参考までに、今回行った手続きの手順は以下の通りでした。

  1. 社会保険の保険証到着
  2. 国民健康保険証の返却
  3. 国民健康保険料の清算

 最終的な支払金額は日割になります。詳しくは来庁時に確認することになります。後日請求書が届きますので、振込をして終了です。

 なお、年金に関しては通常会社側が切りかえの手続きをしますので、個人としては対応不要です。

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