【1日5個】ロックで覚えるインスタント手話【挨拶3】
ブラック企業で多忙を極めながらもコツコツと独学で手話を学びました。
覚えるのは1日5個くらいと決めて、少しずつ覚えていきましょう。
簡単な挨拶からごく初歩の手話を覚えていきます。
手話:挨拶を覚える3
ゆっくり手話を覚えていきましょう。1日5個くらいで大丈夫です。
このブログを書いているだけで、手話技能検定7級は合格できました。
当面の目標は、手話技能検定6級の出題範囲を覚えていきます。
なお、手話技能検定6級の出題範囲はこのようになっています。
- 濁音や半濁音・長音・拗音などを含む指文字
- 千の位までの数字
- 簡単なあいさつ
- 日常よく使われる単語
濁音から数字まで、指文字はひと段落しましたので、簡単な挨拶を覚えます。
本日の題材は『かまわない』『OK』『元気』です。3つですが少ないのには理由があります。
手話:挨拶の実践例
これらの挨拶に表情をつけることで、疑問や肯定にすることが出来ます。例えば『元気』の手話をやりながら首を傾げる等、疑問の表情をすれば『元気ですか?』に。軽くうなずきながら肯定の表情をすれば『元気です』になります。
今まで声に出しながらやっていたのは、この辺で活きてきます。
覚え方について
これまでの50音の覚え方と基本的に同じです。
50音分の指文字はブラック企業に勤めていた時分に覚えられたくらいです。
あまり難しいことではありません。
覚え方のコツを3パターン紹介します
覚える手話は1日たった5つくらいです。本日は4つ。
以下、3パターンの中から、ご自身に合うやり方を1つだけ選んで実施するくらいで十分でしょう。
- 反復:5つの形を繰り返し練習する
- 本質:なぜその手の形なのかを知る
- 実践:使える範囲で手話訳してみる
私のおすすめは1の『反復練習』です。
1.反復練習
一番簡単、かつ効果的な方法です。
本日覚えた分をメモにしておきます。
派生(組み合わせ)は1文字分下げるなど、見て分かる区別をしておきます。私が実際に使用したメモの取り方は以下の通りです。
- かまわない
- OK
- 元気
- 元気ですか?
- 元気です
前回までのメモの後に、これを付け加えていきます。
- 挨拶
- 朝
- 昼
- 晩
- おはよう
- こんにちは
- こんばんは
- さようなら
- ありがとう
- ごくろうさま
- すみません
- かまわない
- OK
- 元気
- 元気ですか?
- 元気です
こんな感じになります。
回が進むうちに、簡易的な問題集のようになりますので、過去分も含めて1日1回実践しておきましょう。大した時間はかかりません。
注意点は一つだけ。
発音しなくていいので、発声してください。口の形だけでOKです。
覚えやすくなるのはもちろん、表情で疑問や肯定を表現するなど、実際に手話を使うときに必要となります。
会話をしながら手話をするような感覚に慣れておきましょう。
2.本質確認
その手話の起源が分からないと気になってしまう方におすすめの方法です。
実際に私が使ったテキストはこちら。
手話の起源を絡めて紹介してくれます。
本質を理解することにより、深い知識と納得をもって表現することが可能です。
3.実践練習
自分の知っている言葉を手話で表現してみるだけでOKです。
- 身近な題材を選ぶ
ここが重要になります。
教え方の上手い先生や、覚えるのが得意な同級生は、語呂合わせや替え歌を作るのが上手かった。その理由はこういうことです。
- 身近な題材(地名、友達の名前等)での語呂合わせ
- 誰でも知っている曲(民謡、流行歌等)での替え歌
使える手話の種類が少ないうちは、単語や人の名前を題材にするとやりやすいでしょう。
番外編(おまけ)
覚え方の中でも『3.実践練習』は少し難しいかもしれません。
参考として『とあるロックシンガーが題材を選ぶ場合』をテーマに、ロックな単語に絡めた表現を選定してみます。
【例1】
関係ないね(かまわない)
バブル期のブラウン管を賑わせた刑事ドラマ『あぶない刑事(あぶないデカ)』において、柴田恭兵演じる大下勇次の決め台詞。一般的に柴田恭兵のものまねをする時には必ずと言っていいほど使われるセリフだが、実はあぶない刑事の劇中では1度しか使われていないという話は有名。
【例2】
オーケー牧場(OK)
ご存知、ガッツ石松氏の常套句。ここでいうオーケー牧場とは、西部劇の定番舞台となったアメリカの史実を指さない。単なる『OK』という意味である。よって、手話としてはOKと意訳して問題ない。と思う。
【例3】
元気ですか!(元気ですか)
元気があれば何でもできると続く、アントニオ猪木氏のフィニッシュホールド。あのくらい自信にあふれたどや顔で手話を行うことにより、きっと伝わることでしょう。元気があれば何でもできる。
表情や態度でニュアンスを変えるという手法を学びました。写真として伝えるのは難しいので、そこら辺は読み取っていただければと思います。
そして今回もやっぱりロックにならなかった。まあ今後もなるべくロックに寄せて表現しようと思います。
それでは次回【天候】でお会いしましょう。
<参考>
NPO手話技能検定協会. 手話技能検定公式テキスト 5・6・7級. 改定2版, 日本能率協会マネジメントセンター, 2017, 214p.
978-4-8207-4670-6
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