手話技能検定試験7級を受けてみたという話
ブラック企業で多忙を極めながらもコツコツと独学で手話を学びました。
覚えるのは1日5個までと決めて、少しずつ覚えていきましょう。
入口となる50音くらいなら、さほど難しくないです。
手話ブログやってます
そんなアオリで始まるブログを1ヶ月近く公開しています。
我ながら大口を叩いたもんだなと思っています。では実際、どのくらい手話が身に付いたでしょうか。
手話技能検定7級の実力が身に付きました。
そうです。この具体的な肩書きこそが、低級における手話技能検定の意義なのです。
というわけで、受かっちゃいました。手話技能検定7級。
手話技能検定7級の難易度
断言します。めっちゃ簡単です。
どのくらい簡単かといえば、小ボケを挟んだブログを書いているだけで受かる程度には簡単です。
なぜ手話なのか
聲の形という作品があります。
細かいことは言いません。とても良い作品です。体感してください。
この作品。どれほど心に刺さっているかといえば、劇場に通った回数で表現します。実は10を超します。
感じ方は人それぞれです。ただ、ここに同じ作品を10回以上映画館に通って観続けた人物が居るという事実を知っていただきたい。
動機がどうであれ手話を身に着けたという実績は事実
いかに彼の作品に感動したとはいえ、手話まで覚えようという想いに至る人はそこまで多くないかと思います。
でも、思っちゃいました。思ってしまったのです。手話を覚えたいと。使いたいと。
とりあえず一歩踏み出すことが大事。
そう。何事もとりあえずの一歩。その一歩が大事なんです。
英語ペラペラのバイリンガルに一般の人が憧れるように、私にとってサラッサラに手話を使いこなせる人はヒーローです。
では、どうしたら手話が身につくのでしょうか。
7級の出題範囲とは
調べてみました。
- 試験範囲:50音分の指文字
- 会場:在宅試験
何それ。めっちゃ簡単。
考えてみてください。「アルファベット26文字読めたら英検7級です」て言われたら、どうです? なんか凄そうじゃないですか。
あなたが日本国籍じゃなかったとして、「平仮名50音読めたら日本語検定7級です」とか言われたらどう思いますか? とりあえず受けてみたくないですか?
しかも、在宅試験です。日程を合わせて会場に行く必要がないのです。
というわけで、受けてみました。手話技能検定試験7級。
手話技能検定の資格基準
受験資格
NPO手話技能検定協会 受験資格
1級:準1級合格者
準1級:2級合格者
2級:準2級合格者
準2級~7級:特になし
試験会場
NPO手話技能検定協会 個人受験
1級:実技試験(指定会場/年2回)
準1級:筆記試験(指定会場/年2回)
2級:実技試験(指定会場/年2回)
準2級~6級:筆記試験(指定会場/年2回)
7級:在宅受験(日程および会場の設定なし)
まずは最低クラスの7級のレベル感を再確認します。
試験範囲
NPO手話技能検定協会 試験範囲集第2版 6~2級用
7級:動きのない指文字(五十音)
6級:単語数100 程度 動きのある指文字・数字
これ。そうか。そうだよ。
そうだよ、ブログで公開しているレベル感と比べたら、軽く柵越えじゃないですか。
そうと決めたら話は早い。申し込みましょう。
手話技能検定7級の申し込みから結果受領までの手順
簡単に、こんな感じです。
- 申し込み(Web)
- 受験料の振込
- 問題が届く(郵送)
- 解答を返送(郵送)※簡易書留か配達記録の指定あり
- 結果が届く(郵送)※簡易書留で届きました
とても簡単です。
7級を受験してみた結果
というわけで、何度となく繰り返します。受かりました。
昭和世代に分かりやすく言うと、そろばんみたいなもんです。2級くらい持ってないと、いわゆる公に「出来ます」と言っていい空気感にならない。それが手話技能検定のレベル感。
とはいえ、7級合格というのは事実。合格したからにはどこかで使いたいというのが、人としてのサガ。
通知書と一緒に来た広告に書いてありました。カードにも出来るそうです。
ですが、先述した通り2級くらいにならないと公言するのがはばかられるような資格。も少し高次の級が取得できたら考えようかと思っています。
逆に「手話勉強中ピンバッチ」なんかはいいと思います。
最後に
高尚な目的なんて、無くてもいいじゃないですか。
人の役に立ちたいと思わない限り、手話を身に着けてはいけないのでしょうか。
自己満足でいいじゃないですか。
少なくとも今。自分は今。「手話技能検定7級合格」という資格を持っているのです。
あの頃の自分と比べて。ただ感動的な作品を観てハンカチを濡らしていただけの自分と比べて。手話技能検定7級分の価値が備わっているのです。そのことが公的に立証されたのです。
そう、これこそが大事な一歩。今一度いいます。
とりあえず一歩踏み出す勇気。それこそが大事な本質なのです。
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