車で信号待ち中に後ろから衝突されました(2)
鳴り響くサイレン。心臓がざわざわする。
落ち着け。大丈夫。自分は被害者だ。明らかにこちら側には過失がない。冷静に。冷静に。
車での信号待ち中に後ろから衝突された10-0での事故事例について。事故から保険処理まで実際に行った手順を元にご紹介いたします。
初日──警察到着
到着した警察から聞かれること
到着した警察から、まずは停車させている車の位置に問題があるなら、移動の指示がでます。その指示に従って車を移動させましょう。
今回の事例では警察官2名体制でした。毎回そうなのかは分かりません。加害者側と被害者側に分かれて状況確認が始まります。
- 発生した時間
- 発生した場所
- 発生当時の状況
- その時どうしていたか
警察から聞かれるのはこの程度です。大したことありません。
発生した時間は結構見落としがちです。なので前回の手順では忘れないよう真っ先に書きました。
場所や状況は写真を撮ってあれば、ここで確実な証拠として見てもらえます。余分に撮っておくくらいでちょうどいいと思います。
問題は最後。その時どうしていたか。
道路交通法上は少しでも動いていたら10-0にはなりません。私と同様の事例であるなら、胸を張って「信号待ちで停止していた」と伝えること。急ブレーキを踏んでぶつかったと誤解されないよう「停止して〇秒後くらいに後ろから衝撃が来た」という情報を伝えるのもありです。さらに駄目押しで“信号が赤であった”という事実を伝えるため「信号を見ていた」と言ってみるのもいいかもしれません。
免許証の提示は求められるはずです。まさか携帯してないなんて、そんなことないですよね。
警察から伝えられること
状況確認終了後、解散前に警察官から伝えられることは以下の通りです。
- 発生日時 〇年〇月〇日 〇時〇分
- 発生場所 ※地名から番地詳細まで
- 担当した警察官の名前
- 管轄の警察署の連絡先 ○○警察署 電話番号
- 管轄エリア ※その警察署が受け持つエリアの地名
これは保険会社が事故証明を取るのに必要な情報になります。間違いなくメモを取っておいてください。
紙のメモがなければスマホのメモアプリでいいです。こういう時に備えてメモアプリは使い慣れておくことをお勧めします。とっさに出てこなければ、メールの下書きにでも入力しておけばいいです。
また、直接電話をかけて、最終的に物損事故にするのか、人身事故にするのか。主にそこら辺の話しをすることになります。その辺の詳細はまた後日。
次回、現地解散後にすること
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