飛蚊症になりましたので症状と検査についての体験をまとめてみました
飛蚊症になりました。突然なりました。
一口に飛蚊症と言っても症状は様々です。小指の先ほども医療関係者ではありませんので専門的なことは分かりませんが、飛蚊症について受診した経験から、素人が分かる範囲での症状や検査の流れについて、お伝えします。
飛蚊症が発症しました
何だか見え方がおかしい。
最初に感じた違和感は何となく、結膜炎にでもなったかな程度のものでした。市販の結膜炎治療目薬を点眼したものの、一向に治る気配が見られない。
仕事を中抜けして眼科で診察。曰く、飛蚊症ですとのこと。
飛蚊症とは、眼球内の硝子体内の濁りによってゴミのようなものが飛んでいるように見える現象(症状)です。
主に生理的なものや加齢による発症がほとんどです。若い世代でも空を見上げた時に、目で追うと逃げていくゴミのようなものが見えることがあります。あれは生理的なものになります。ファミコン世代にはミジンコピンピン現象と言えばピンと来る方もいるでしょう。
今回のやつは、加齢によるものです。果たしてその違いは何でしょう。
飛蚊症とは何か
飛蚊症とは、主に以下の原因により発生するとのことでした。
- 生理的なもの(成長過程で残された血管の跡)
- 加齢・強度の近視によるもの(硝子体剥離)
- 網膜裂孔・網膜剥離の初期症状
1や2においては、急激に症状が進まない限りは大きな問題はないとのことです。その急激に症状が進む場合というのが3の網膜裂孔・網膜剥離の初期症状であるというのです。
今回は2の加齢によるもの。年齢的なものを考慮すると、強度の近視から発生する硝子体剥離による飛蚊症という診断でした。
定期的に検査を受け、症状が大きく進んだ場合はすぐ病院へ相談する程度で、特に日常生活を送る上では問題ないとされています。
検査の手順
毎年人間ドックを受けていますが、毎年指摘されるのが『眼底異常』。
良くなることはないものと腹をくくっているので、毎年結果をもらう都度、眼科で再検査しています。当初は緑内障の可能性を前提に検査していましたが、もう何年も受けているので、お互いに単なる定期健診として受けていました。
今回、いつもと違ったのは、明らかに飛蚊症の症状が出ていること。精密検査を要するとの診断でした。
検査の手順はこんな感じです。
- 視力検査
- 視野の検査
- 瞳孔を開く目薬の点眼×2
- 眼底の精密検査
全てをこなしても1時間程度でした。さほど時間のかかる検査ではありません。
ただし、今回は3の瞳孔を開く目薬の点眼がありましたので、自動車や自転車の運転は不可となります。類似の症状で眼科の受信をお考えでしたら、徒歩や公共交通機関での来院をお勧めします。
まとめ
検査の結果は先にお伝えした通り、加齢、もしくは強度の近視による硝子体剥離に起因する飛蚊症でした。これまで通り、年1回程度の定期健診と、急激に症状が進んだ場合はすぐ来院することとし、特に何の対応も薬の処方もありませんでした。
きっかけは何でもいいので、まずは定期健診。ここを心掛けましょう。何ともなければ何ともないという安心が手に入ります。
そして急激に症状が進んだなら即病院へ。何もなかった状態から急に飛蚊症が発生した場合も、これに当たります。気になったらすぐ病院へ行きましょう。
大丈夫。うろ覚えで「ひもんしょう」とか口走っても、看護師の方からは「ひぶんしょうですねー」と割と強めに修正されるくらいで済みます。
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