【初心者向け】腹式呼吸で歌おう【ボーカル】

2021年8月15日

 腹式呼吸。

 お腹から歌え。バンドをやり始めの若い頃、よく言われました。何を言っているんだと思ったものです。今はそう思いません。若かった。

 これは40を過ぎたおじさんが良く分からないまま路上で演奏することを目指していくブログです。

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腹式呼吸で歌おう

 よく聞く単語だと思います。腹式呼吸とは何でしょうか。

 腹式呼吸とは呼吸法の一つ。最近流行りの鬼滅方面のアレとか、古くは波紋疾走とか、そういう中二男子の心をグッと掴むやつじゃないです。嫌いじゃないしむしろ好きですけど、今回は本当にそういうのじゃないです。

 仕切り直します。腹式呼吸。呼吸法なので発声法ではないです。一緒くたにされがちですけど、全く別のものです。

  1. 仰向けに寝ます
  2. 深呼吸します
  3. お腹の動きを感じます

 この3が腹式呼吸です。大地の息吹ではなくてお腹の動きを感じ取ってください。

 さて、腹式呼吸で何が得られるのか。一瞬にして大量の息を吸うことが出来ます。

 だから何、とか思いましたか? これ、実はかなり重要です。

  • 一呼吸でどれだけ長く歌えるのか
  • 曲の中のどこで息を吸うのか

 歌っている間は常に息が吐き続けられている状態です。一呼吸で多くの息を吸い込むことが出来れば、長い間歌っていられるということです。特に、ロングトーンと言われる長く長く延ばしながら歌うところなんて、直前にどれだけの息を吸い込むことが出来たのかで成功率が変わります。

 そしてどこで吸うのか。テンポの速い曲や、言葉が詰まっている曲。のんびり吸っている時間はありません。吸っとる場合かーッ! などとシュトロハイムから怒られかねない。

 いかがでしょう。ここまでは出来ていれば便利のレベル感に捉えられがちだと思います。腹式呼吸の真骨頂は、発声にあります。そう、腹式発声です。

 長くなってきたので今日はここまで。

──続く──

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