【危険】熱中症に有効な対策を簡単に紹介します【対策を!】

2021年8月15日

 熱中症の恐ろしさを表現するにあたり、最も納得のいった一言をご紹介します。

ゆで卵は生卵には戻らない

 日光と熱でダメージを負った脳は元には戻らない。と言うことです。

 熱中症を暴力的な程コンパクトに要約すると『暑すぎて死ぬ』ということです。今の日本の気候で何も対策せずに行動したら確実に熱中症になります。

 ではどのような対策があるでしょうか。

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日常生活を送るにあたって考えるべき対策

 現場作業の対策というのは当然専門的であり、本格的な設備が施されます。日常生活とは環境も装備も違いますので同じ対策が有効とは言えません。

 日常生活においては、野外で行われる夏フェスの対策がより近いと考えます。

 そこで長年毎年のように参加してきた夏フェスにおける対策を、いくつか紹介いたします。

熱中症対策グッズの有効性

冷感スカーフ
 汗と反応して涼しさを演出する首巻。限度を超えた暑さ、長時間の屋外ではあまり役に立たない。

冷却ジェルシート
 首筋に貼ったりしていました。あまり汗をかかない方には有効か。普段から汗の量が多い人はすぐ剥がれ落ちる。

冷感スプレー
 持続時間が解消できれば使い勝手が良い。夏場の車内では爆発の可能性があるので、くれぐれも社内への置き去りは厳禁。

肌用シート
 冷感タイプのサッパリ感もよいが、パウダー入りのサラサラ感も捨てがたい。

帽子
 冒頭で書いた通り、頭部を直射日光から守るためには必須のアイテム。

腕カバー
 男性向きを探すならスポーツ用品店が穴場。

長袖シャツ
 日除け対策ですので通常より1~2サイズ大き目、かつ薄手が良い。

フード付きタオル
 日除けよし。通気性良し。汗も拭けて一石二鳥どころか一石三鳥くらいの有能さ。

日傘
 通気性という点では肌に密着せず直射日光を防げるため最強か。

扇子
 うちわでもいいが、持ち運びの便利さを考えるとこちら。

ミニ扇風機
 最近の流行。風向がピンポイントで自分に向かうので風量も強化。

ペットボトルホルダー
 これがないと始まらない。水分の補給は基本中の基本です。

ミントタブレット
 常温の水に清涼感の追加効果が得られる、隠れた便利グッズ。

<圏外>

日焼け止め
 暑さ対策にはならないが、皮膚へのダメージを軽減するためには必須。年齢が上がった時に染み対策で悩みたくなければ早めの対策を。

熱中症最大の敵とは

 ズバリ、金銭感覚です。

 グッズやエアコンにかかるコストを渋って熱中症になった場合、病院通う方が高いですし、最悪命にかかわります。もう必要経費と割り切った方が賢明です。

 過去、現場で何人も熱中症の被災者を病院へ運んできた経験から、熱中症対策のコストに関しては削減すべきではないと断言します。

 30年前の気候とはもう違うのです。

エアコンを使わない理由がない

 エアコンにかかる電気料金、高いでしょうか。

 実はそんな高くないです。

 エアコン(冷房)をほぼ1日つけっ放しでかかる電気料金は、大体150円くらいです。ということは、月間で考えると4,500円くらいという計算になります。

150[円/日] × 30[日/月] = 4,500[円/月]
 ※部屋の広さや契約内容、ご使用の空調機器等によって変動します

 熱中症になり救急車で搬送されて入院したら万単位の費用が掛かります。

 また、医療も万能ではありません。冒頭で紹介した格言を今一度紹介します。

ゆで卵は生卵には戻らない

番外編:酒は水分ではない

 暑い日のビール。旨いですよね。

 この“のどの渇きをアルコールで潤す”という考え方。危険です。

 アルコールは逆に水分を奪いますので、普段飲むときもほぼ同量の水分を摂るように心掛けた方が良いのです。

 またアルコールを摂取することにより、のどの渇き感が満たされてしまい“身体からの水分を要求するサイン”を見逃してしまうことになります。

 この時期はのどが渇いていなくとも、意識的に水分を摂取するよう心掛けた方が良いでしょう。

 さて、酒でも飲むか。

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