そんな3月のうつ状態(5)

2020年3月26日

 沈黙を続ける会社。

 痺れを切らしアポイントを取った人事担当者の回答は、想像もしないものでした。これが企業の、これが会社のやり方か。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご紹介します。

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遺した日記から読み取れる3月終盤のうつ傾向

遠まわしに嘘つくよう強要される

3/22 営業担当から勧誘 やる気はあるから引いてくれと返答する
 正直期待は出来ない
 カラオケ
3/23
3/24 銭湯
3/25 ゴロゴロすごす

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 営業担当から部署異動のお誘いが来ます。まあリップサービスですね。実際、最後までそんな話は来ませんでした。

3/26 産業医面談後の動きなし 人事担当に相談し面談 まるで考えてない
 こちらの意見を聴く気なし 遠まわしに嘘つくよう強要される

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 ここで人事担当に言われたことは“上手くやれ”。要するに、産業医が納得するよう嘘つけと。

3/27 スロット
3/28 ギターとドラム
3/29 カラオケ
3/30
3/31 映画

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 そしてのんびり過ごします。

産業医の意見が主治医の意見に勝る──うつに対する会社側の判断基準とは

 産業医面談後の動きが全くないので、人事担当にアポを取り面談しました。

 私を復帰させる時期などについては全く考えていませんでした。むしろ忘れていたと言ってよい。

 診断書を提出したのはこの人物。産業医から面談の結果を伝えられるのもこの人物。そして、産業医の面談で言われたことは会社としての最終決定ではない。

 ここから人事担当が判断して、決定されます。

 一向に連絡が来ないことに痺れを切らせてこちらから問い合わせてみれば、まあ、なんともいい加減な対応でした。

 結局、診断書を持って行ったところで、産業医の意見が主治医の意見に勝るということでした。産業医がゴーサインを出さない限り、就業制限解除はできないと。つまり、産業医がいいと言わない限り就業制限解除できないので、産業医がOKを出すような回答をしなさい、というアドバイスでした。

 そのような内容、到底納得のできる話ではありません。しかし会話の中に“会社”、“社長”など、心理的に反論しづらい単語を巧みに組み込んできます。会社側からしたら想定内、ということなのでしょう。この頃はもう、まともな思考状態になっています。そのくらい分かります。

  今までの面談でも、従来の状態でない人間にまともな回答を求めてくるところがありました。結局、うつを体験したことのない人が書面上の知識だけでメンタル不調を判断、指導している。こんなもんでしょう。

 このように、一度ドロップアウトした人間は、なかなか元のラインには戻れません。

 前回書いた通り、収入は激減していますから、焦りだけが募っていきます。

 いつしか口を開けば愚痴が出るようになり、周囲の目からはまだ不調だと見られ続ける。泥沼です。

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