そんな3月のうつ状態(2)
解放感。うつ症状からの急激な収束。
それは止まっていた時が動き始めただけ。その間周りは動き続け、取り巻く環境は大きく変わっていく。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様 ...
そんな3月のうつ状態(1)
隣の人の話すテンポがスローに聞こえた。
これこそ、皆が気付くべきサイン。知っていた。本で読んで知っていた。そして自分が体験した。その速度感を。こういう症状のリアルを、皆は知らない。
ここではそんなうつ病に ...
そんな2月のうつ状態(16)
祖父、逝去。
ボロボロの状態から超回復したのは、ほんの数日前。祖父を送り出すために、悔いのない実力を発揮することができた。その事実を思い返し、胸をなでおろす。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩 ...
そんな2月のうつ状態(15)
睡眠剤を飲まなければ眠れなかった。
辛かった。寝ても寝ても追いかけてくる悪夢。叫びながら目が覚める。睡眠剤なしで寝られる日が来るなんて、想像もしませんでした。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩 ...
そんな2月のうつ状態(14)
目が覚めるような感覚。
夢の中で過ごしていたような。本当にこんなことがあったのか。冷静に確認する。今までの泥を啜る様な思いは紛れもない事実。許せない。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自 ...
そんな2月のうつ状態(13)
転機が訪れた。
節約か。副業か。復帰か。正直に生きてきた。真面目に働いてきた。その結果が、生活できないほどに減らされた給与明細。何やってんだ、俺。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を ...
そんな2月のうつ状態(12)
なじみのない薬剤。
普通の状態だった頃には飲んだことも、見たこともない錠剤。読み齧った知識と家族の勧めにより、分量の調整を行う。不安と共に水で流し込まれる薬剤。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが ...
そんな2月のうつ状態(11)
面倒とどうでもいいは似て非なるもの。
まともな思考速度。建設的な対話。理論的な推考。全てが面倒なのはまともな証拠。何もかもどうでもいいのが不調な証拠。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自 ...
そんな2月のうつ状態(10)
席替え。
環境を変える。新しい環境は心を軽くする。難しいと思いながらもやってしまえばスッキリする。大変なのは、それを行う心の体力が足りないこと。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取 ...
そんな2月のうつ状態(9)
寝すぎた。
これもまた、体調不良のサイン。気持ちを軽くするために映画を観る。映画を観て、ポロポロと泣くのです。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご ...