うつリーマン時をかける

 解放感。うつ症状からの急激な収束。

 それは止まっていた時が動き始めただけ。その間周りは動き続け、取り巻く環境は大きく変わっていく。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様 ...

うつリーマン時をかける

 隣の人の話すテンポがスローに聞こえた。

 これこそ、皆が気付くべきサイン。知っていた。本で読んで知っていた。そして自分が体験した。その速度感を。こういう症状のリアルを、皆は知らない。

 ここではそんなうつ病に ...

うつリーマン時をかける

 祖父、逝去。

 ボロボロの状態から超回復したのは、ほんの数日前。祖父を送り出すために、悔いのない実力を発揮することができた。その事実を思い返し、胸をなでおろす。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩 ...

うつリーマン時をかける

 睡眠剤を飲まなければ眠れなかった。

 辛かった。寝ても寝ても追いかけてくる悪夢。叫びながら目が覚める。睡眠剤なしで寝られる日が来るなんて、想像もしませんでした。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩 ...

うつリーマン時をかける

 目が覚めるような感覚。

 夢の中で過ごしていたような。本当にこんなことがあったのか。冷静に確認する。今までの泥を啜る様な思いは紛れもない事実。許せない。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自 ...

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うつリーマン時をかける

 転機が訪れた。

 節約か。副業か。復帰か。正直に生きてきた。真面目に働いてきた。その結果が、生活できないほどに減らされた給与明細。何やってんだ、俺。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を ...

うつリーマン時をかける

 なじみのない薬剤。

 普通の状態だった頃には飲んだことも、見たこともない錠剤。読み齧った知識と家族の勧めにより、分量の調整を行う。不安と共に水で流し込まれる薬剤。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが ...

うつリーマン時をかける

 面倒とどうでもいいは似て非なるもの。

 まともな思考速度。建設的な対話。理論的な推考。全てが面倒なのはまともな証拠。何もかもどうでもいいのが不調な証拠。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自 ...

うつリーマン時をかける

 席替え。

 環境を変える。新しい環境は心を軽くする。難しいと思いながらもやってしまえばスッキリする。大変なのは、それを行う心の体力が足りないこと。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取 ...

うつリーマン時をかける

 寝すぎた。

 これもまた、体調不良のサイン。気持ちを軽くするために映画を観る。映画を観て、ポロポロと泣くのです。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご ...

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