とある12月のうつ状態(2)
酒を飲んでいた。
暇があれば酒を飲んでいました。会社とは何だろう。ボロボロの様相に荒んだ心。酒にすがりたくなる気持ちは未だに理解できる。
ここではとあるうつ病にされたサラリーマンが緩やかに壊れていく様を、時系列に沿ってご紹介します。
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Twitterから読み取れる12月頭のうつ傾向(2)
朝からストロングゼロ飲んだらどうでもよくなってきた
12/9 朝からストロングゼロ飲んだらどうでもよくなってきたwww
―――当時のTwitterより抜粋―――
土曜の昼からテレビに出ている、未来に向けてキラキラしている若者と対比しても惨めさを感じない。すごいわ、ストロングゼロ。今日これからの予定はやばいけど
大分まともな文章を書くようになっていますが、正味酒の力です。そう、ストロングゼロはすごいんです。当時は大変お世話になりました。
うつに対する企業の知識──正しい知識と正しい理解を企業側が活かすことはありません
アルコール入ってる時は比較的まともです。この時期は暇があれば酒を飲んでいました。
救いを求めて、とかそういうことではなく、単純に飲みたくて飲んでいたと思います。そもそもそういう判断ができない状態だったので。
暇があったら飲む。休みの日も昼間から飲む。移動の電車で飲む。出かけた先で歩きながら飲む。何というか、完全にアルコール依存ですね。
実際ノンアルコールの時間帯になると、色々なことがどうでもいいので、髪はボサボサ、服装には執着がない等、人として色々終わっていました。
そんな状態の人間に対して一切否定の言葉なしに、時間をかけてゆっくりと寄り添ってくれた妻のおかげで、私は今ここに戻ってきています。
会社とはあくまでも仕事をしに行く場です。
いくらメンタルヘルスに理解を示そうが、正しく親身な対応が取られることは、まずないと思ってください。私も理解のある妻がいたからこそ救われています。もしこれが独り身であったなら、と考えるとぞっとします。
まずは人をこういう状態にしない環境作りが第一。教育方針が圧迫という老害はまだまだ多いので、そういう職場に配属されたらさっさと逃げるのが一番です。
必要なのは傾聴の姿勢。
残念ながら企業にそんな姿勢はありません。会社は守ってくれませんよ。
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