そんな1月のうつ状態(7)
不眠。眠気。頭痛。その繰り返し。
何となく気付いていた。だが認めたくなかった。自分がうつ病なのではないかと。忘れない。私は忘れない。私と私の家族は、この時の経験を“絶対に”忘れない。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご紹介します。
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遺した日記から読み取れる1月16日のうつ傾向
心療内科へ行こうと決意した日
1/16 寝つきが悪かった 頭が痛い 考えがまとまらない 眠気がひどい
―――当時の記録(日記)より抜粋―――
病院へ行こうと決意する 家族に相談
ようやく認めました。自分がおかしいと。自分が病気なのではないのかと。
何となく気付いていた。だけど認めたくなかった。自分がうつ病なのではないかと。
この結論を自分で出すまで、どれくらいの時間がかかっただろうか。それまで何事もなく、普通に接してくれていた家族に感謝です。
うつ病が放置で治らない5つの症状と3つの原因
治ると思っていました。放っておけば治ると。
治りません。ハッキリ言います。治りません。その理由を以下の通り考えてみました。
私の場合、代表的な症状が以下の5つでした。
- 考えがまとまらない
- 言われていることが理解できない
- ほぼ毎日頭いたい、もしくは重い
- 思考にスピード感がなくなる
- 同時にいろんなことが考えられない
これらは特有の症状として、周囲の人たちから理解さえしてもらえればいいと思います。しかし絶対に放っておいて治らないと言い切れるのは、以下3つの原因。
- ずっと疲れている
- 起きている間はずっと眠い
- 悪夢を見て疲労困憊で目が覚める
このループにより疲労がどんどん蓄積していきます。
そりゃそうですよね。休もうとしても休めないんですから、治りません。無理です。それくらい睡眠は大事です。
私は専門家ではありません。ここで書いていることはあくまでも個人の経験から出した結論です。ですが、ずっと寝てなければ思考も鈍る。そんな事は普通に考えても当たり前の範疇にカテゴライズされて然りというレベルのものです。
ゆえに断言します。うつ病は放置しても治りません。
「ちょっと待ってね」
この時期の口ぐせは「ちょっと待ってね」です。
普段なら即答するくらいの質問に対して、まず待ってもらう。考えて、考えて、考えて、結論を出す。ゆっくりと、単語の一つひとつを間違わないよう気を付けながら、ゆっくりと話す。
自覚はしています。でものんびり生活していれば治ると思っていました。治りませんでした。
ついに諦めました。事実として認めて、家族に相談しました。
この結論を出すのは本当に勇気がいります。認めるのです。自分がうつ病じゃないのかと。
自分も辛いですが、シャッキリしていた人がこんなふわふわした状態にされて、それでも普通に接し続けてくれた家族の方がどれだけ辛かっただろうか。
私は、私と家族は、この時のことを忘れない。絶対に、忘れない。
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