そんな1月のうつ状態(9)

2020年3月26日

 入口の前に立つ。自動ドア。開閉ボタンを押す。

 これだけのことが永遠のように感じる。初めての病院。初めての心療内科。一体何が行われるのか。どんな診断を告げられるのか。今まさに未知の世界のドアを開ける。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご紹介します。

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遺した日記から読み取れる1月19日のうつ傾向

初めての心療内科

1/19 初めての病院 淡々としている 眠剤とアガルやつ
 映画を見に行く なんでもいい一人になりたい
 家族と待ち合わせ 夕飯

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 ついに行ってきました。心療内科。

 入り口前でしばらくウロウロしてしまいました。初めて行く病院。初めて受診する心療内科。その一歩を踏み出すのは、少し勇気が必要でした。

 待合での時間は、想像していたほどではなく、それはあっさりと呼ばれたことを覚えています。読みたかった本を開き、1ページ分で呼び出しがかかるくらいのタイム感です。

心療内科での診断は想像している以上に淡々と進みます

 「睡眠障害と抑うつ症状」だと、診断されました。

 まあ、今になって思えばそのままですよね。

 処方されたのはゾルピデム酒石酸塩錠10mg(睡眠剤)と、サインバルタカプセル20mg(抑うつ剤)。

 よく寝て、気分をアゲてください、ということですね。実に分かりやすい。

 診察自体は淡々と進みました。この手の病院には付き添いで行ったことが何回かあります。どんな感じなのかは知ってはいました。付き添いで行っていた当時、傍から見ている分には随分あっさりしているな、という印象でしたが、実際自分が受診してみると分かる。この淡々と話を聞いてもらうのが必要なのだと。

 話を聞いてもらう。そのプロセスこそが大事なので、淡々としているくらいがちょうどいい。必要なのは話を聞いてもらうこと。肯定してもらうこと。

 ここが理解できていないと、メンタルヘルス検定なんていくら勉強したところで、実生活の上では何の役にも立ちません、ですね。

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