そんな1月のうつ状態(15)

2020年3月26日

 何も変わりないよ。仕事は今、忙しくないよ。

 自身の出世を喜んでくれた両親。心配かけまいと嘘を重ねる。何故、パワハラによる被害者のはずが、こんな嘘をつかなければならないのか。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご紹介します。

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遺した日記から読み取れる1月27日のうつ傾向

2時間くらい寝て眠気ばかり治まる

1/28 前日アルコールを飲んだので眠剤はパス
 何度か起きた 酔いか寒さか悪夢か 酔いもある 頭痛 頭痛薬飲んでから
 2時間くらい寝て眠気ばかり治まる
 実家 心の状態はいい 母に現在の仕事を聞かれて口ごもる
 義実家と夕飯 世相について多少上手く会話できた気がする 大丈夫かも

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 アルコール続きでなかなか睡眠薬を飲むことが出来ない。

 こうなったこと。なぜ異動させられたのか。親には言えていません。

被害者のはずが言えない──根強いうつに対する偏見

 言えないです。親には。

 割とテンポよく出世した方でしたので、その度に喜んでくれました。そんな両親に対して、うつ病にされて飛ばされた挙句に干されています、とは言えないです。

 義実家にしても同様で、まさか娘の旦那がそんな状態にされていますとは、言えません。不安にさせてしまうのが安易に想像つきます。

 後日まともになってから、ふとこの時のことを思い出した。何故被害を受けた自分が嘘をつかなければならないのかと、それはもう憤慨したものです。

 ストレッサーである上司(サラリーマンとうつ病と私参照)は「何もしていないのに勝手に潰れた」としか考えていません。その状況も含め、未だ思い出す度不快になります。

 うつは甘え。そう言われ続けられるような環境で生活し続け、数十年。染みついた偏見は拭えない。見る側も見られる側も。

 何故被害者のはずが主張できないのか。形だけのメンタルヘルス教育ではなく、正しい理解のある社会になることを、願ってやみません。

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