そんな2月のうつ状態(8)
漫画を買う。漫画は開かない。
活字を読むのが困難である。全く頭に入ってこない。幾度も幾度も同じページを読み返す。活字ではない、漫画。漫画を開けない。ここに大きな闇がある。
ここではそんなうつ病にされたサラ ...
そんな2月のうつ状態(7)
ストレッサーとの遭遇。
動機。嫌悪感。鼓動が速くなる。呼吸の乱れ。眠気の誘発。どうして遭遇するようは配置にしているのか。会社への不信感は募る。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り ...
そんな2月のうつ状態(6)
そんな難しいことを言われているわけではない。
しかし、理解できない。時間をかけて考える。考える。そして出した結論は、まあいいか。こう思えるだけ、限りなくこちら側へ戻ってきている証拠。
ここではそんなうつ病 ...
そんな2月のうつ状態(5)
治まらない眠気。
比較的軽度とはいえ、動かない身体。精一杯の趣味が心に重くのしかかる日もある。寝てしまうのか。それとも。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列 ...
そんな2月のうつ状態(4)
とりあえずやってみよう。
そんな簡単なことが出来ない。動けない。動かないよりは少しでも動いてみた方がいい。でも、動けない。そこが理解されない。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り ...
そんな2月のうつ状態(3)
急いでいた。ゆっくり歩く人を抜かしたかった。
2回目の通院。怖さはもうない。処方された薬量の変更を相談する。否定の言葉はない。医師からも薬剤師からも否定の言葉は、ない。解放感と共に広がる視界。世界は明るい。
そんな2月のうつ状態(2)
一定の評価を得た。一定の立ち位置をようやく確保した。
その一方、事実をひた隠しにして体制を整える社の対応。晴れない気持ちを抱えつつ目の前の業務をこなす。いつしか想定より円滑に進んでいく業務進行に集中し、対岸の火事は気に ...
そんな2月のうつ状態(1)
友人からの電話。
情報開示のないまま進む人事。友人であるが故、状況を知らぬが故、アップテンポに飛び交う質問の波。様々な感情を押し殺しながら、回らない頭で考え続ける。
ここではそんなうつ病にされたサラリーマ ...
そんな1月のうつ状態(17)
突如頭が回らなくなる。
そういう状況に陥ることは、ままありました。疲れで頭が回らないのと同義ではありません。何も考えられない。話が頭に入ってこない。理解は得られない。
ここではそんなうつ病にされたサラリー ...
そんな1月のうつ状態(16)
産業医面談。
かつてはその言葉に希望を抱いたこともあります。面談で伝えられたのは、自分の甘さへの指摘。上司の忙しさを慮るような指示。そして絶望感を抱きながら退室することになるのです。
ここではそんなうつ病 ...