そんな2月のうつ状態(8)

2020年3月26日

 漫画を買う。漫画は開かない。

 活字を読むのが困難である。全く頭に入ってこない。幾度も幾度も同じページを読み返す。活字ではない、漫画。漫画を開けない。ここに大きな闇がある。

 ここではそんなうつ病にされたサラリーマンが緩やかに自分を取り戻していく様を、時系列に沿ってご紹介します。

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遺した日記から読み取れる2月9日のうつ傾向

漫画を買う ドーナツ 漫画は読まない

2/9 前夜アルコール 服薬なし 夜中と朝方悪夢で起きる 眠い 疲れている
 漫画を買う ドーナツ 漫画は読まない
 寿司屋 疲労感がとれない 帰宅後コタツで寝落ち

 ―――当時の記録(日記)より抜粋―――

 まだ服薬なしだと熟睡出来ていないようです。

 漫画を買うが、漫画を読まない。ポイントはここら辺ですね。詳細は次項で。

活字が読めないどころか漫画を開く心の余裕がない──うつの症例

 寝ないと疲れが取れません。

 これは身体はもちろん、心もそうです。脳が休んでいません。

 何度か書いていますが、この状態の場合は入眠はもちろん、悪夢で起きるので睡眠時間がぶつ切りになります。

 起きる回数は心の落ち込み具合に比例して増えますので、朝方1回起きているくらいなら、そこまで大した状態ではないと、経験上感じています。

 それよりも問題なのは、漫画を買ったのに読んでいないところ。

 時間的な余裕がなく積んでしまい、そのまま積みっ放しというパターンは良くあります。少なくとも個人的にはあります。学生の頃ゲーマーだったのに、社会人になったら金はあるが時間の余裕がなくて、どんどんゲームを積んでしまうあれです。

 この場合は、時間的な余裕があるのに、漫画を開く心の余裕がないんですね。

 心の疲労具合は活字が読めるかどうかで分かります。余計な感情がグルグルと回ってしまい集中できない場合がほとんどで、読んでも頭に入ってこないので何度も何度も同じページを読むことになり、全く進まない。

 漫画は活字ほど想像力を必要としない。イメージがビジュアルで伝わるため物語へと入りやすい。その漫画ですら読めないというのは、心の疲労度が相当に高い状態だったのだと考えられます。

 前日、ストレッサーに遭遇したのがここまで尾を引く。

 逆に考える。ストレッサーになってしまった場合、ここまで人の状態を狂わせてしまう。そのような事実を、この実例を、人を使う立場にある方は知っておいた方が良い。

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