とある4月のうつ状態(2)

2020年3月17日

 社会人はそう簡単に休んではいけない。

 社会人としての自覚の強さが命取りとなる。そんな世界もあるのです。真面目一辺倒に過ごしてきた人ほど、どうしても引き返せない域まで進んでしまいがちです。

 ここではとあるうつ病にされたサラリーマンが緩やかに壊れていく様を、時系列に沿ってご紹介します。

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Twitterから読み取れる4月中旬のうつ傾向

俺の勝ち

4/11 せねせねせねせねせねせねせねせね
 一瞬でも部下が救われたなら、俺の勝ち

 ―――当時のTwitterより抜粋―――

 昂ってますね。イヤイヤ期といいますか、生理的にストレッサーである上司(サラリーマンとうつ病と私参照。以下、大黒様)を受け付けなくなっている時期です。

 大黒様は預かっている所属員全員に対し、分け隔てなく扱いが酷かった。自分はもちろん、その部下に対しての暴言も常態的で、不快に感じていました。言われ放題になっている自分の部下。その代わりに言い返すという行為を、常日頃から繰り返していたものです。

 なんだか西洋の悪徳領主みたいな話ですね。こんなのが実際に居て、しかも組織の中核に座しているのだから、現実って残酷だなと思います。

何もする気がおきない 出掛けたくない 人に会いたくない

4/12 楽しい楽しい楽しい楽しい
 どうしたらいいんだろう。なにも思いつかない。
4/16 いかんなあ 何もする気がおきない
 出掛けたくない 人に会いたくない

 ―――当時のTwitterより抜粋―――

 さあ、ぼちぼちヤバくなってきました。

 これはですね、被害者ぶってるとか自分に酔ってるとかではなく、本当にこういう状態になるんですね。ここら辺からは実際に経験してみないと理解が難しい部分になってきます。

 なにも思いつかない。

 簡単な表現ですが、致命的です。安い表現ですがバリバリ働いているタイプでした。その落差たるや、そう簡単に受け入れられるものではありません。

 何もする気が起きない。

 このモードの恐ろしいところは、頑張ろうとすればするほど、どうにかしようとすればするほど逆効果。セルフで勝手に崖っぷちへと追い込まれていきます。

社会人はそう簡単に休んではいけないという刷り込みと“うつ”は相性が良すぎた

 第一段階として、考えがまとまらなくなります。

 ただし、まだ正気を保てているので、何とかしようという意気込みが勝ちます。しかし、もうこの域になるとこの「何とかしよう」が逆効果になります。

 本当は何もしないで休むのが一番いいんですけど、この時点でそういう英断を下せる人間て、そうそういないと思います。周囲も基本的にうつの知識も理解もない。せいぜい、何だか最近元気ないっすね、くらいの感覚でしょう。

 さらに、周囲から理解のないうつ。社会人はそう簡単に休むものではない、という刷り込み。それらは組み合わせとして最悪です。

 ゆるやかに、ゆるやかに、見えないところで、勝手に追い詰められていきます。

 サラリーマンとうつ。想像している以上に残酷よ。

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